【甲殻類に特化】エビとカニの水族館を見学。グソクムシと触れ合い体験。
エビとカニの水族館
すさみ町立エビとカニの水族館は和歌山県すさみ町にある小さな水族館です。名前の通りエビとカニに特化した水族館となっており、小さいながらも工夫を凝らした魅力的な展示が特徴です。また、道の駅に併設されているため、ドライブの休憩を兼ねて見学できる点も嬉しいポイントです。
アクセス・料金
住所:和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1[GoogleMapで開く]
紀勢道のすさみ南ICを降りてすぐの道の駅すさみ敷地内にあります。紀勢道は阪和道と直結した無料の高速道路のため、車でのアクセスはかなり良好だと思います。当然、道の駅の駐車場が利用可能なので駐車場に困ることは無いです。
入館料は大人800円、小中学生500円です。道の駅内にある観光案内所で割引券が配布されており、利用することで700円で入館が可能です。また、串本海中公園で共通入館券を大人2000円、小中学生1000円で販売していました。
館内展示
入口を入ってすぐ左が受付です。入ってすぐに大水槽?があり、順路は向かって右側です。
最初のコーナーは海外のエビやカニで、甲羅の大きさが世界最大になるカニや海に生息する巨大なザリガニが展示されていました。
水槽の周りにはたくさんのパネルが設置されており、ちょっとした小ネタや雑学が記載されています。生体展示だけでなくボードポップを活用した解説で楽しませてくれる点はかなりポイントが高いと思います。
外国の巨大なエビカニの次は宝石のようにカラフルできれいなエビがたくさん展示されていました。今度は大きいものでも2cmほどとかなり小さいです。水草に隠れたエビを探すのが楽しいですね。見つけられなくてもどんなエビが展示されているか分かるように水槽の上にパネルがありました。
宝石ゾーンを抜けるとハロウィン仕様の水槽が並んでいました。期間限定の装飾で楽しむことが出来ました。通常期間は潜水艇をイメージした装飾がされいるそうです。
エビカニだけでなく、ダンゴムシのようで有名なダイオウグソクムシやサソリ、カブトガニの展示もされていました。カブトガニ水槽では天井にも水槽があり、裏側を眺めることが可能です。
ヤドカリの殻の中はどうなっているのかが分かりやすい展示もありました。殻の中がどうなっているのかって結構気になりますよね笑。透明な貝殻についてヤドカリ的にはどう思っているのか気になります。
タッチプール
中間地点ではタッチプールが設置されており、いろいろな海洋生物と触れ合うことが可能でした。タッチプールと言ってもよくいるメンツではありません。なんとグソクムシとカブトガニに触れることが出来ました。いろいろな水族館を見学してきましたがこれには驚愕です。グソクムシの背中は見かけによらず結構固かったです。口元に触ると噛まれるそうです笑。
別館展示
水族館の出口から出たところには別館展示がされています。ウミガメに餌をあげたり、ヤドカリ釣りが出来たりとこちらも一風変わった展示でした。ウミガメ水槽は2つあり、片方は1m近い大型の個体がたくさんいました。以前は魚やサメなど近くの海で獲れた魚が展示されていたようですが、現在はウミガメのみの展示となっています。
ウミガメですが、来館者がそれほど多くないためか人間を見るとすごい勢いで近寄ってきます。餌を遠くに投げてやると泳いで食べに行きます。ボールを取りに行く犬みたいで可愛かったです笑。見かけのわりに素早いのが印象的でした。
ザリガニ釣りはあってもヤドカリ釣りは初めて聞きました。拾った方が早いですしね…
餌はスルメだったので完全にザリガニ釣りと同じ道具です。糸を垂らしてしばらくするとヤドカリがどんどん寄ってきます。なかなか寄ってこなくてものんびり構えるのがコツです。
エビとカニに対象を絞っているため、珍しいものがたくさん展示されており結構見ごたえがあります。約150種類が展示されているそうですが、数だけでなく展示方法に関しても面白いものが多かったです。また、質問ノートが置いてあり、気になったことなどを書いておくとtwitter上で返答してくれたりするそうです。
高速道路を降りてすぐにある道の駅内にあるので休憩もかねてぜひ寄ってみてください。
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