【勝ちダルマ】勝尾寺を参拝。境内はダルマまみれ&意外とバリアフリー。
勝尾寺
応頂山勝尾寺は大阪府箕面市にあるダルマと紅葉で有名なお寺です。宗派は高野山真言宗のため、境内では般若心経が読経されています。また、西国三十三所の23番札所となっています。
境内には大型のスピーカーが多数設置されており、本堂内での読経の様子が放送されます。
勝尾寺はもともと弥勒寺と呼ばれていました。勝尾寺という名称となった由来は、元慶4年(880年)、当時の住職行巡が清和天皇の病気平癒の祈祷を行い、「勝王寺」の寺号を賜るが、「王に勝つ」という意味の寺号は畏れ多いとして勝尾寺に差し控えたという。
(wikipedia)となっています。
勝尾寺は勝ちダルマと呼ばれるダルマで非常に有名なお寺です。境内のいたるところにダルマが置かれており、インパクトがあります。ダルマみくじという5cmほどのダルマの底におみくじが刺さったものが大変人気です。
建物は山にあり階段が多いですが、向かって右側にスロープがあり、車椅子やベビーカーでも本堂や多宝塔などほとんど全ての建物にアクセスすることが可能です。またお手洗いについても車椅子対応のものがありました。
アクセス・料金
住所:〒562-0021 大阪府箕面市粟生間谷2914-1[GoogleMapで開く]
参拝時間:8時~17時(日祝は18時) ※11月中のみ夜間ライトアップあり
吹田IC(万博公園)から20分程の距離にあります。箕面大滝方面から繋がる道は期間や時間帯、車種などにより、通行止め・一方通行など複雑に制限されています。彩都方面からの道を利用することをお勧めします。
駐車場は勝尾寺周辺に大量にありますが、紅葉の時期などは大混雑となります。バスが周辺の駅から出ていますが、こちらも大混雑となります。いずれの方法であっても時間に余裕を見ることをお勧めします。
駐車料金は最初の1時間500円、以降200円/30分です。
境内をぐるっと見て回って1時間ほどの時間ですので、混雑時であれば1000円前後になると思います。
拝観料は400円となっています。
花の茶屋
入口は勝尾寺の石碑に向かって右側にある花の茶屋となります。帰り口も同じ建物で、土産屋とレストランが併設されています。
現在はコロナ対策としてアルコール消毒と検温が実施されています。また、レストランは営業休止中となっています。
出口付近には事前精算機が設置されてるので、帰る前に駐車料金を支払っておくことが出来ます。
山門
境内に入って最初に見えるのが、朱色が鮮やかで豪華な山門です。こちらは1603年に豊臣秀頼に再建されたもので、1996年に再度修繕されています。
額には「應頂山(応頂山)」の文字が書かれています。
この山門ですが、訪れた際には是非裏側を見ていただきたいと思います。
裏側にも額が掛かっており、そこには「勝王寺」の文字が書かれています。畏れ多いと言いつつ裏側にはしっかりと書いてあるんですね笑。山門をすぎて裏側を見ることはあまりないため気付き難いですが面白いポイントではないかと思います。
山門を過ぎると紅葉が目の前に広がります。右奥にあるのは弁財天で、順路的に帰りに通過するため一旦スルーしてください。
車椅子やベビーカーの方は弁財天側にスロープがあり、多宝塔や本堂まで行くことが可能です。(本堂まで順路を逆走していく形となります。)
知恵の輪
橋を過ぎて正面にあるのが知恵の輪です。
先に本堂を参拝してから歩くと良いそうです。
私は本堂を参拝したころには存在を忘れていたので歩けませんでした笑。私の知恵って…
知恵の輪の横にある階段が順路となります。途中右手に宝物殿がありますが基本的に開いていないようです。
勝ちダルマ奉納棚
階段を登り切った先に勝ちダルマ奉納棚があります。大小さまざまなダルマが詰め込まれています。中には絶妙なバランスで収まっているものもあったりと見ていて楽しいです。
写真を撮る際には一斉に顔認識するので面白いような怖いような不思議な感覚でした。
境内にはいたるところにダルマが置かれていますが、大きいダルマは基本的にはここにしかいない思います。
お砂踏み
奉納棚を過ぎるとたくさんのお堂があります。
本堂すぐ横にある大師堂には弘法大師が祀られており、四国八十八ヶ所のお砂踏み場が設けられています。
お砂踏みとは、八十八ヶ所のお寺から持ち帰られたお砂を踏むことで全ての札所を遍路するのと同じだけのご利益を得ることが出来るというものです。
本堂
こちらの本堂も山門同様、豊臣秀頼によって再建されたもので、1999年に修復がされています。
本堂には、御本尊十一面千手観世音菩薩が祀られています。毎月18日には御開帳されているようなので、ご尊顔を拝見したい方は日程の確認をお願いします。
本来であれば、ご結縁紐というご本尊と直接繋がった紐が垂れ下がっているのですが、コロナ対策のためか取り払われていました。
本堂の向かい側には授与書が設けられており、おみくじやお守りが販売されています。境内に置かれているダルマはここで販売されているダルマみくじとなります。参拝の記念としておすすめのものとなります。
授与書の隣にある鐘楼についても、通常であれば自由に撞くことが出来るのですが、コロナ対策のため現在は取り払われています。
本堂の右手にあるスロープが順路となります。二手に分かれており、左側が二階堂、右側が多宝塔となります。
二階堂
真言宗のお寺ですが、こちらのお堂は浄土宗と関係がある建物だそうです。
二階堂は勝尾寺で最も高い場所にあるお堂で、上から見る紅葉はとてもきれいです。
多宝塔
他のお寺と比べるとやや小ぶりですが、鮮やかな朱色が美しい多宝塔です。
軒下には干支を題材とした彫刻が並んでいます。北側(裏側)が子で時計回りに子丑寅と方角通りに配置されています。
弁財天
順路の最後にあるのが弁財天となります。
弁財天はインドの神サラスヴァティが元のため、芸能や音楽の才能を開花させてくれる神様だそうです。弁天池の水の音に耳を澄ませながらお祈りしておきましょう。
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