【クジラのおち○ちん】桂浜水族館を見学。ウミガメと綱引きするハプニングも

水族館,四国

桂浜水族館

桂浜水族館

桂浜水族館は高知県の観光名所、桂浜の真正面にある水族館です。ユニークな宣伝や説明がSNSで話題になっている変わった施設で、癖の強い展示や解説は一見の価値ありです。見学を終えた人全員が笑顔になれるような面白おかしい水族館でした。

こちらの施設の変わった点はその展示解説だけではありません。水族館としてはかなり珍しいことだと思いますが、なんとペット同伴での入館が可能となっています。なお、新型コロナウイルス感染防止のため現在はペット同伴での入館が禁止となっています。

水族館で展示されている生物は約220種4000匹と小型の水族館ながらかなりの展示数を誇っています。種類についてはそれほど変わった種類が展示されているわけではありませんが…関西人がみると思わずツッコミを入れてしまう展示は必見です。

基本情報

水族館は桂浜真正面(というより中)にあり、駐車場は桂浜公園のものが終日400円で利用可能です。坂本龍馬記念館も地図上では近くに見えますが、山道を20分ほど歩くことになるため車で移動することをオススメします。

入館料は水族館の規模を考えると少し高く感じますが、展示の面白さと地方水族館の維持管理の難易度を考えればこんなものかと。展示そのものは非常に面白いので個人的には満足できる価格です。

屋内展示

水族館の一階は中央にウミガメ水槽、それを囲むように小型の水槽が設置されています。

館内に入って最初に目に入るのがアカメ水槽で、アカメの名前の由来が一発で分かるように工夫された展示が秀逸です。天井には巨大なアカメの模型が吊られており、細部の様子を確認することも可能です。

アカメ模型

中央のウミガメ水槽では、ウミガメにエサやりをすることが可能です。このエサやりも私は初めて見たタイプなのですが、トングを使って魚の切り身を与えるというかなりダイナミックなものとなっています。
エサを放すタイミングが掴めず、トングごと噛まれてしまいウミガメと綱引き?をするはめになってしまいました。ウミガメを怪我させてしまいそうで怖かったですが、想像のはるか上を行く強さで引かれたのには驚きました。子供にエサやり体験をさせる方は結構いると思いますが、写真撮影している場合じゃ無くなるかもしれませんのでご注意を。

ウミガメと綱引き

水族館では定番のご当地水槽も当然展示されています。解説の文字が多く、軽く眺めてスルーしていく方が多いのですが、意外にしっかりと解説されていますので時間がある方はじっくりと見てもらいたい展示です。私自身ご当地水槽はふーんで終わってしまうことが多いので人のことは言えませんが、、、

土佐水槽

水族館は博物館施設なので教育的側面を多数持ち合わせている場合がほとんどです。桂浜水族館では外来種についてかなり真面目に解説がされていました。難しくなりすぎないよう小学生から分かるように配慮されている点はかなりポイントが高いと思います。いい意味でふざけた水族館ですが、こういった大事な場面ではしっかりしている点で個人的にはかなり高評価です(何様)。

外来種解説

屋内展示(2階)

骨格標本

2階には生物は展示されておらず、骨格模型や標本がメインで展示されています。また、水族館で飼育されているペンギンのプロフィールや飼育の歴史が展示されています。

子供たちに大人気だったのがこちらの液浸標本です。

クジラのおち○ちん

まさかのクジラのおち○ちん。さすがにこの展示があるのはここだけだと思いたいですね笑。標本展示が並ぶ区画では子供はすぐに飽きてしまうことが多いのですが、この展示には大喜びで大変なことに。親も注意しながらも苦笑するしかないですね。

屋外展示

トド

屋外にはトド・アシカのショープールや大人気のカワウソ、カピバラなど多数展示されています。受付目の前にはタッチプールもありますが、こちらは新型コロナウイルスの影響で現在は使用できません。

新型コロナウイルスだけでなく、鳥インフルエンザの影響もあり屋外展示については本来の半分も楽しむことが出来ず残念でした。

カワウソ水槽のスタッフルームにはこんな張り紙が笑

張り紙

ここで紹介したもの以外にも爆笑必至の展示がたくさんあるので高知へ桂浜観光の際はぜひ水族館も併せて見学してみてください。


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