【晴天でも要注意】串本海中公園を見学。ステラマリスまさかの欠航!? 

関西,水族館

串本海中公園

串本海中公園

串本海中公園本州最南端近くに立地する海中公園で、水族館や海中展望塔のほか海中観光船が出航しています。施設周辺は世界最北端のテーブルサンゴ群生地で、ラムサール条約に登録されています。水族館は世界で初めてアカウミガメの人口繁殖を成功させたことでも知られており、サンゴの保全とウミガメの保護を熱心に行っている施設です。

観光の目玉でもある海中観光船「ステラマリス」ですが、残念なことに整備点検のため欠航となっていました…

入口
整備点検のため欠航

そのため、残念ながら今回は水族館と海中展望塔の見学となりました。

アクセス・料金

住所:和歌山県東牟婁郡串本町有田1157[GoogleMapで開く]

すさみ南ICから海岸線沿いの道を20分ほどの距離にあります。

料金は、入場+乗船券が大人2600円、小中学生1400円です。今回はステラマリスが欠航していたため、入場のみのチケットとなりました。こちらは、大人1800円、小中学生800円となっています。通常であれば+500円でバックヤードツアーに参加することが可能なのですが、コロナ対策のため中止されています。

入館チケットですが、アソビュー!経由で購入すれば20%割引で購入可能となっています。得にデメリット等もなく使用できるのでオススメです。

また、他施設との共通入場券も販売されています。料金は下記の通りとなっています。どの施設であっても購入から7日間有効なので一泊二日の旅行で別日に入館することも可能です。

  • くじらの博物館(大人2500円、小中学生1200円)
  • エビとカニの水族館(大人2000円、小中学生1000円)
  • 白浜エネルギーランド(大人3000円、小中学生1700円)
  • 樫野崎トルコ記念館(大人2000円、小中学生900円)

水族館

入館してすぐ大水槽があり、サンゴ礁と熱帯のカラフルな魚を楽しむことが出来ます。その後は生物の進化の過程をテーマに、サンゴ礁に生息する様々な海洋生物が展示されています。こちらもサンゴ礁に関わるカラフルな魚たちを楽しむことが出来ます。

大水槽

ウミガメの形の壁を抜けると、ウミガメについての展示が並びます。ここでは子ガメを見ることが出来るほか、屋外プールでは大型のウミガメを観察することが可能です。海中の四季を3Dで体験できるウミガメシアターもあるのですが、こちらはコロナ対策のため中止されていました。

ウミガメエリアの次は全長が20mを超える巨大な水中トンネルがあります。たくさんの魚やサメを様々な角度から観察することが可能です。水族館はここで終了となり、売店奥のドアから外に出ると海中展望塔へと続く道があります。

水中トンネル

海中展望塔

海中展望塔へは水族館の売店奥のドアから進むことが出来ます。展望塔内は急ならせん階段となっているので注意が必要です。写真の通り車椅子の方は展望塔の上にも行くことが出来ません。水族館のみのチケットが販売されているので入場券ではなくそちらを購入してくださいとのことです。

海中展望塔

海中展望台の上部からは魚に餌やりをすることが可能です。投げ入れると魚がたくさん集まってくる様子が観察できます。この魚はほとんどがグレという魚で、本来は警戒心が強くこのように群がってくるのはとても珍しいそうです。

餌やり
渦のように集まるグレ

急ならせん階段を降りると小さな窓がたくさん並んでおり、サンゴ礁が広がる海底を見渡すことが出来ます。

海底窓

窓からはサンゴ礁とたくさんの魚を見ることが可能で、映画で有名なクマノミや熱帯性のカラフルな魚を見ることが可能です。滅多にお目にかかれない魚もいるそうで、見やすさランキングが塔内に張られていました。珍しい魚を探してみてください。

魚群

海中観光船「ステラマリス」

今回は点検整備のため欠航しており乗船することが出来ませんでしたが、本来であれば30分おきに出航しているようです。現在はコロナ対策のため一回当たりの乗船人数を25名までと制限しているそうです。

天気は驚くほど快晴だったのに欠航ということで非常に残念でした。整備点検で欠航ということがあるようなので公式ページで運行状況を確認してから来館するようにしたいですね。

すぐ近くの白浜からはグラスボートが出航していますが、観光に組み入れることはオススメできません。理由等については以下の記事を読んでいただければと思います。


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